プレスリリース: 2010年07月06日
トピック: 会社情報

HPが3件の特許をエコ・パテントコモンズに開放

[スイス・ジュネーブ 2010年7月1日(現地時間)発]

2010年7月06日

日本ヒューレット・パッカード株式会社
[スイス・ジュネーブ 2010年7月1日(現地時間)発]

持続可能な開発のための世界経済人会議(The World Business Council for Sustainable Development:WBCSD)は、エコ・パテントコモンズにこのたび、ヒューレット・パッカード カンパニー(HP)が参加したことを発表しました。エコ・パテントコモンズは、企業が開放した特許に誰もが自由にアクセスすることができ、環境保全のために既存技術の活用を容易にし、環境保全につながる製品開発を促進することを目的としたユニークな取り組みです。

HPが開放した3件の特許は、以下の通りです。

  • 消費者が自分で使用済み電池を新しいものに交換することを促進する、便利な自己完結式のバッテリー・リサイクリング・ステーション。

  • 製造ライン上の溶接不良に伴うリソースやエネルギー消費を削減する溶接プロセス・モニタリング・システム

  • マイクロチップや回路基板の製造の過程で使用される金属抗酸化物コーティング(金など)の使用をなくすためのプロセス技術。

「HPがエコ・パテントコモンズに参加し、複数の特許を開放したことを喜ばしく思います。エコ・パテントコモンズでは、企業が開放した特許に誰でも自由にアクセスすることができます。企業がより環境効率を高め持続可能な形で運営できるようにするためのイノベーションへ向けての機会を得られ、同じような興味を抱く企業とのコラボレーションの機会を得ることができます」と、WBCSDのプレジデントを務めるBjorn Stigson(ビヨン・スティグソン)氏は述べています。

持続可能な開発のための世界経済人会議(The World Business Council for Sustainable Development: WBCSD)とIBM、ノキア、ピツニーボウズ、ソニーが設立したエコ・パテントコモンズは、環境保全のために開放特許の活用を促進し、新しいイノベーションを醸成する企業間の協働を促進することを目的とするユニークな取り組みです。

2008年1月の設立以来、エコ・パテントコモンズは、100件を越える特許の開放を通じ、エネルギー効率や省エネ、廃棄物削減、リサイクルなどの分野への貢献に寄与しています。エコ・パテントコモンズへ開放された特許には、環境問題に焦点をあてたものや、汚染防止、省エネ、省資源など環境保全にプラスの効果をもたらす製造やビジネスプロセスのイノベーションが含まれています。ボッシュ、ダウ・ケミカル、デュポン、富士ゼロックス、HP、IBM、ノキア、ピツニーボウズ、リコー、ソニー、大成建設、米国ゼロックスと、様々な業界を代表する世界的な企業12社がエコ・パテントコモンズの取り組みに寄与しています。

何らかの環境関連特許を一つでも開放すればエコ・パテントコモンズのメンバーの資格が与えられます。どの特許を開放するかは各個人、企業の裁量に委ねられています。エコ・パテントコモンズのメンバーおよびWBCSDは、地球環境を保護するためのイノベーションやコラボレーションを推進するイニシアチブに賛同される個人、企業の参加を呼びかけています。

エコ・パテントコモンズへの参加要領および開放された特許の一覧は、WBCSDが主催するエコ・パテントコモンズ専用のウェブサイトに公開されています。
http://www.wbcsd.org/web/epc

持続可能な開発のための世界経済人会議(The World Business Council for Sustainable Development:WBCSD)について

持続可能な開発のための世界経済人会議は、経済成長、生態系のバランスおよび社会的進歩を3本柱として、持続可能な開発を進めることを共通のコミットメントとする35を超える国々と22の主要産業部門にまたがる約200の国際企業によって構成されています。また、約60の国家、地域レベルのビジネス協議会とパートナー組織のグローバル・ネットワークのメリットを享受しています。持続可能な開発に向けビジネス・リーダーシップを発揮すること、また、持続可能な開発に関する課題が山積している世界で企業がビジネス活動を行い、イノベーションをおこし、成長するためのビジネスへのライセンスを支援することをミッションとしています。WBCSDについての詳細は、下記URLをご参照下さい。
http://www.wbcsd.org

当報道資料は2010年7月1日(現地時間)にWBCSDが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.wbcsd.org/templates/TemplateWBCSD5/layout.asp?type=p&MenuId=MTQ3NQ&doOpen=1&ClickMenu=LeftMenu

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